アスベスト処理 診断
アスベストについて
アスベストは、「石綿」ともよばれ天然の鉱物繊維です。とても優れた特性を持つため、ふるくよりさまざまな用途に使用されてきました。燃えずに、高温に耐え、磨耗しにくく、特に色々なものと混ざりやすいため多くの建材にも使用されてきました。
その優れた耐火性能から断熱材としての使用が多く、耐火被膜として鉄骨の梁、天井などに直接吹き付けられていました。この目に見える物自体は危険性はありませんが、切ったり、削ったり触ってしまうと、肉眼に見えない粉塵となり、空中を浮遊し始めます。この粉塵はとてもちいさく呼吸とともに吸い込んでしまい、肺胞まで達します。この粉塵を吸い込むことにより、肺がん、中皮腫等の疾病を引き起こす危険性がありますます。1990年以前に立てられた鉄骨構造の建築物には使用されている可能性があります。石綿の含有している建材の部位
| 部位 | 建材の種類 |
| 天井、壁 内装材 | ストレートボード、けい酸カルシウム板第一種、 パルプセメント版、フレキシブルボード |
| 天井、床 吸音断熱材 | 石綿含有ロックウール吸音天井版、石綿含有吹き付け材、 |
| 天井結露防止剤 | 屋根折版用断熱材、石綿含有吹き付け材 |
| 床材 | ビニル床タイル、フロア材 |
| 外壁、軒天 外装材 | 窯業系サイディング、スラグせっこう版、押出成形セメント版、ストレートボード、ストレート波版、けい酸カルシウム板第一種 |
| 耐火被膜材 | 吹付け石綿、石綿吹付けロックウール、石綿含有耐火被覆板、けい酸カルシウム板第二種 |
| 屋根材 | ストレート波版、住宅屋根用ストレート |
| 煙突材 | 石綿セメント円筒、石綿含有煙突断熱材 |
石綿含有の調査
・図面、書類などでの調査し、石綿含有かどうかわからないときは採取し分析機関に依頼
特に注意すべき部位は、鉄骨構造建造物のはり、柱、天井。
ビル等のはり、柱、天井、壁。
また石綿含有系の吹付け材は昭和63年以前に施工中止となっております。